海 軍 航 空 隊 編 成

1 海軍航空隊編成(昭和19年7月現在)
 ※ 1個航空隊: 2〜5個の飛行隊
 ※ 1個飛行隊: 3個中隊
 ※ 1個中隊  : 1〜3個小隊
 ※ 1個小隊  : 1〜2個区隊
 ※ 1個区隊  : 4機単位で編成
2 戦闘機主体の航空隊
 ※ 戦闘機48機×4飛行隊
 ※ 戦闘機48機×3飛行隊+艦攻48機×1飛行隊
 ※ 戦闘機48機×2飛行隊+艦爆24機×1飛行隊+水爆24機×1飛行隊
 ※ 戦闘機48機×2飛行隊+艦攻48機×1飛行隊+艦爆48機×1飛行隊+艦偵24機×1飛行隊
3 混合の航空隊
 ※ 艦爆48機×1飛行隊+艦攻48機×1+陸爆48機×1+陸攻48機×1
 ※ 輸送機48機×1飛行隊
 ※ 陸爆48機×2飛行隊+陸攻48機×1飛行隊+艦爆48機×1飛行隊+輸送機48機×1飛行隊
 ※ 陸爆48機×1飛行隊+陸攻48機×1飛行隊+艦爆48機×1飛行隊+飛行艇16機×1飛行隊
 ※ 艦爆48機×2飛行隊
 ※ 爆撃戦闘機48機×2飛行隊
 ※ 艦攻48機×1飛行隊+陸攻48機×1飛行隊+3座水偵?
4 19年3月特設飛行隊編成導入
 ※ 甲戦(制空戦闘機)
 ※ 乙戦(夜間戦闘機):乙飛行隊(12機×4個中隊=48機)
 ※ 丙戦(局地戦闘機):丙飛行隊(12機×1個中隊=12機)
 ※ 単位: 戦闘機12機、艦攻9機、陸攻6機、艦爆?機、 飛行艇3機,水偵6機
参考: 航空ファン「第2次大戦日本機ストーリー 海軍試作戦闘機 その1 」秋本 実 著から抜粋
     昭和18年頃?
    ※ 甲戦(対戦闘機戦闘)、乙戦(対攻撃機(爆撃機))、丙戦(夜間戦闘機)とある。
    私の転記ミスなのか、秋本 実 氏のとは乙戦と丙戦の内容が入れ違っている。



5 海軍飛行隊の番号による区分(19年3月)

飛 行 隊 名 飛 行 隊 名 飛 行 隊
戦闘第  1〜 400飛行隊 甲戦・艦戦 2 隊
戦闘第401〜 800飛行隊 乙 戦 2 隊
戦闘第801〜1000飛行隊 丙 戦 1 隊
攻撃第  1〜 200飛行隊 艦 爆 2 隊
攻撃第201〜 400飛行隊 艦 攻 2 隊
攻撃第401〜 600飛行隊 陸 爆 2 隊
攻撃第601〜 800飛行隊 陸 攻 2 隊
偵察第  1〜 200飛行隊 陸 偵 2 隊
偵察第201〜 300飛行隊 飛行艇 1.5 隊
偵察第301〜 600飛行隊 水 偵 1.5 隊
偵察第801〜1000飛行隊 哨戒機 1 隊
挺身第  1〜 100飛行隊 輸送機 1 隊

戦闘「S」、攻撃「K」、偵察「T」と称した。


6 飛行機に対する名称付与(昭和18年7月27日)
種類別 区分 名     称
戦闘機 気象 迅雷、飛龍、陣風、雷電、旋風、閃光、陳風、烈風、強風、紫電、天雷、震電、月光、電光
偵察機 瑞雲、紫雲、暁雲、彩雲、景雲、凌雲
爆撃機 星座 天馬、銀河、天月、北斗、彗星、木星、富獄
攻撃機 山獄 天山、連山、南山、遠山、泰山、深山、流星
哨戒機 東海、南海、西海、四海、絶海、北海、太洋
輸送機 蒼空、紺空、晴空、天空
練習機 草木 紅葉、白菊、秋草
その他 風景 晴嵐、桜花、梅花、秋水、橘花