大田計器製作所
会 社 の 概 要
大正 8年 創業(東京市本郷区湯島)気象観測用機器製造会社として発足
昭和 4年 ○当時のカタログには、すでに軍に機器を納入していた。
○金属製温度計、気象観測機械、航空計器等を製造していた。
○陸軍航空本部、海軍工廠等の指定工場となっていた。
昭和13年 東京市杉並区成宗に移転(工場も同じ杉並区成宗にあった。)
現 在 総合気象観測装置、風向風速計、雨量計、温湿度計/気圧計等の気象観測計器の製造・販売・修理・校正
航空計器(高度計、速度計、水平儀、定針儀、旋回計、回転計、発電機、 圧力計、温度計、吸気圧力計、
燃料油量計、燃料流量計 、昇降計)の修理・ 地上試験器の校正修理


飛行機用自記気象計 航空機用寒暖計
 この飛行計器用自記気象計は、おそらく海外にも輸出されていたのだろう。
遠くイギリスのチャーチル地下内閣の執務室にこの気象計が置かれていたそうだ。
 この地下内閣の場所は現在博物館となっており、博物館からの連絡により、当社
の飛行機用自記気象計であると判明した。ネームプレートには「飛行機用自記気象
計 No359 昭和15年10月製 合資会社 大田計器製作所」とある。


社標及びマーク
昭和9年当時のパンフレットに記されていたマーク
左:現在のマーク、戦時中にも使用された可能性がある。
右:戦時中に使用された可能性がある。
その他、「H.OTA」も戦時中に使用された。

このページを作成するにあたり、大田計器製作所の協力に感謝いたします。