名 前 | 用 途 | 方 式 | 使 用 機 種 | 備 考 | ||
スイス | 写真なし | 不 明 | 戦闘機用 | 環 型 | D-3800(M.S.406) | |
OPL RX-31射撃照準器 | 戦闘機用 | 光像式 | D-3800(M.S.406) | EKWは国立航空工廠の意味 | ||
Revi 3b? 射撃照準器 | 戦闘機用 | 光像式 | Bf109E-1a | ドイツから30機購入 | ||
Revi 3c 射撃照準器 | 戦闘機用 | 光像式 | Bf109E-3 | ドイツから50機購入 | ||
Revi C/12D 射撃照準器 | 戦闘機用 | 光像式 | Bf109G-6 | ドイツから12機購入 | ||
ルーマニア | GM-U射撃照準器 | 戦闘機用 | 光像式 | Hurricane Mk.I IAR 80,81 |
IAR.81 |
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※ 1939年4月ルーマニアはイギリスにハリケーンMKTを50機発注した。 その時、予備部品とともに、GM-U射撃照準器をあわせて購入したものと思われる。 ※ この照準器の一部または全部を国産のIAR80戦闘機に取り付けた。 ※ 照準器の詳細は「イギリス空軍が使用した射爆照準器」のGM-2Mk2参照 |
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不 明 | 戦闘機用 | 光像式 | IAR 80,81 | |||
※ GM-Uのライセンス生産または特注による射撃照準器 ※ GM-Uとの大きな違いは、射距離・翼幅目盛りをフィートからメートル表示 に変換していることだ。 ※ 半透明な遮光板を透明にし、予備照準としての機能を与えている。 |
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Revi 2b 射撃照準器 | 戦闘機用 | 光像式 | He 112E B-1 He 112E B-2 |
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Revi 3c 射撃照準器 | 戦闘機用 | 光像式 | Bf109E-3 | Goerz? Goerz:ゲルツ(独光学機器会社) |
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Revi C/12D 射撃照準器 | 戦闘機用 | 光像式 | Bf109G-2/G-4/G-6 | |||
ハンガリー | San Giorgio射撃照準器 Tyoe B 初期型 |
戦闘機用 | 光像式 | CR.42 | イタリアから72機購入 | |
San Giorgio射撃照準器 Tyoe C 初期型 |
戦闘機用 | 光像式 | Re.2000 | イタリアから70機購入 | ||
Revi C/12 D 射撃照準器 | 戦闘機用 | 光像式 | Bf109F-4B | ドイツからの供与機 | ||
Revi 16B 射撃照準器 | 戦闘機用 | 光像式 | Bf109G-6/G-10/G-14 | ドイツからの供与機 | ||
フィンランド | 写真なし | BBC.AAK-1照準器 | 戦闘機用 | 光像式 | I-153 | 約20機(捕獲・ドイツから購入) オリジナルからBBC.AAK-1と交換 |
Goerz射撃照準器 | 望遠鏡式 | 望遠鏡式 | Fokker D.XXI B-239 Buffalo (F2A-1) |
Goertz optical tube-sight | ||
Fokker D.XXI及びB-239 Buffaloは輸入当時は、環型の照準器が取付けられていた。 193○年頃に望遠鏡式の照準器に取り換え、194○年頃から逐次、光像式の射撃照準器へと装備を変換した。 |
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San Giorgio射撃照準器 Tyoe B 初期型 |
戦闘機用 | 光像式 | Fiat G.50 | |||
THm/3?照準器 (Revi 2b or2c) |
戦闘機用 | 光像式 | フィンランド戦闘機 | |||
THm/3?照準器 (Revi 3a) |
戦闘機用 | 光像式 | Fokker D.XXI | |||
THm/40照準器 (Revi 3c) |
戦闘機用 | 光像式 | B-239 Buffalo (F2A-1) Cutiss H75A-1,A-2,A-3,A-4 Cutiss H75A-6 Fokker D.XXI Gladiator Mk.II? |
Revi 3cのライセンス生産または ドイツからの輸入品 |
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Revi C/12C 射撃照準器 | 戦闘機用 | 光像式 | Cutiss H75A-1,A-2,A-3 | |||
※ ドイツ戦利品倉庫に保管されていた15機をオーバーホールした後、1943年から44年にかけて入手した。 | ||||||
Revi C/12D 射撃照準器 | 戦闘機用 | 光像式 | Bf109G-2 Bf109G-6 |
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THm/44Kk照準器 | 戦闘機用 | 光像式 | フィンランド製ミルスキ戦闘機 | フィンランド純国産照準器 Photo:Yoichi Shimoda |
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※ THm/44Kk照準器は、一見ソ連の照準器または対空用機関銃(砲)用照準具と見間違えるほどである。 ※ ドイツからの供与品となると当然次のTHm/44はRevi 12 シリーズとなったはずである。 ※ この照準器は、フィンランド製ミルスキU戦闘機に装備され、 製造数は100個を越えると思われる。 ※ あきらかにドイツ製照準器と構造上の相違が見られろことからフィンランド純国産照準器と思われる。 |
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レチクル映像 | ||||||
※ フィンランドの戦闘機はFokker D.XXIに見られるようにドイツ製照準器(望遠鏡式照準器)を使用している。 ※ 特に1941年6月25日、ドイツと同盟を締結以降、フィンランドに対し最新の光学照準器が供与されている。 この時期以降、環型照準器や望遠鏡式照準器使用の戦闘機も逐次、光像式の照準器が取付けられ始めた。 ※ THm/44Kk照準器の一部(コンセント等)にドイツ製の部品が使われていたことから、THm/40等の照準器は、 低くく評価してもフィンランド国内で組立られたことになる。 |