反射式射爆照準器(未完成)


区    分

第1世代:照準環をガラスに投影させることにより、環型照準具と同等の機能を有する。
第2世代:正確な射撃をするため射距離、翼幅等の諸元を入力できる。
第3世代:ジャイロの活用により、自機の傾き等も感知し、より正確な射撃ができる。
第4世代:総合的に情報表示が可能となり、照準器から目を離さす必要が無くなった。
第1から第4世代に分類したのは、そう言う定義があるわけでなく、私自身が分かり易いよう決めたものである。


世代 代表的な照準器 仕    様 備     考
第1 ※日:89式照準器 ※環型を反射映像で表示できる。
※遮光ガラスが付属
※予備の機械式照準具が付属 
※日本の3・4式照準器もこの分類に入る。
※独:ReviC12/D
※米:MK8
第2 ※英:GMU ※RENGE(距離)、BASE(翼幅)ノブ付属 ※電動で遮光カラスを上下にできる。
※独:Revi16 ※距離ダイヤル付属 ※ダイヤルを回転することによりレフレクタを前後に移動できる。
第3 ※米:K14 ※RENGE(距離)、SPAN(翼幅)ノブ付属 ※00照準可能
※米:K13 ※高度、計器速度、真速度を設定 ※未来修正量
※独:EZ42 細部不明 細部不明
※英:MKUD 細部不明 細部不明
第4 現用
ジェット戦闘機等
※ヘッドアップディスプレー
 その他の情報も総合的に表示できる。
※照準器とレーダスコープを一体化したものもある。
※射撃する場合、00照準が可能なK−14以外にK3、K4、K15、K17がある。
※射撃する場合、見越角(未来修成量)を取る必要がある照準器としてK10、K11、K13がある。
RENGE
(距離)
最大:7×100YARDS
BASE
(翼幅)
最大:100FEET
第2世代の代表的な英GMU照準器の諸元入力部


照 準 例

K3・K4照準例 K10・K13照準例 K14・K15照準例

※ K3・K4照準器は爆撃機等の旋回銃座取り付けられていた。反射した照準線を見ると横行目標のみ有効な照準線となっている。
 しかも00照準が可能となっている。実物はK14等比べかなり大型である。
※ K10・K13照準例であるが、K13についてはジャイロを使用しているにも関わらず見越し照準をする。 
 中心円を除き、内側から35マイル、70マイルの円となっている。
※ K14・K15については、ジャイロを使用し、しかも00照準が可能となっている。星形の照準点は可変することができる。