航 空 羅 針 儀
名   称:羅針盤(1号)初期型
製造会社:東京計器製作所(東京航空計器)、横河電機製作所
使用機種:93式双軽爆、93式重爆、95式中練1型、97式輸送機、97式軽爆撃機
備   考:初期型は照明装置がとなっている。
名   称:羅針盤(1号)後期型
製造会社:東京計器製作所(東京航空計器)、横河電機製作所、品川製作所
使用機種:91式戦、95式中練3型、97式重爆1型、98式直協機、99式高練、100式輸送機
備   考:後期型は照明装置がなっている。        
名   称:羅針盤(1号2型)
製造会社:東京航空計器
使用機種:91式戦、95式中練3型、97式重爆1型、98式直協機、99式高練、100式輸送機
備   考:1号後期型との相違は、中央下部の修正用調節ネジ部が異なる。
      
外観からの羅針盤(1号)後期型と羅針盤(1号2型)との識別は困難
     (羅針盤(1号2型)は羅針盤(1号)後期型の簡略型か?)
注1: 東京航空計器、横河電機製作所は羅針盤(1号)を製作しているが、それが前期
    型なのか後期型なのかは不明のままである。
注2: 羅針盤(1号)後期型と羅針盤(1号2型)の使用機種についても外観からの識別
   が困難なため同一機種としてあげている。

参考: 長期にわたり製造(使用)されたため、比較的多様な種類が確認できる。
    主に練習機に使用されていたため、終戦時、国内には多数の装備機が存在した。
    進駐軍の記念品として多くの計器等が海外に持ち去られた。 
    現存する多く計器は、そんな過去を持っている。
名   称:96式羅針盤
製造会社:東京航空計器、横河電機製作所
使用機種:小型機操縦席(97式戦、95式練初・中期)
備   考:昭和12年頃製造
名   称:98式羅針盤甲
製造会社:YEW(横河電機製作所)東京航空計器、東京芝浦電気
使用機種:小型機操縦席
       95式練後期
、99式軍偵、3式指揮連絡、1式戦、2式戦、3式戦、4式戦、5式戦
備   考
名   称:3式羅針盤
製造会社:東京航空計器
使用機種:キ−83、キ−102乙、キ−106
備   考
98式羅針盤甲の簡素型か外観上では識別困難
名   称:98式羅針盤乙
製造会社:東京計器製作所(東京航空計器)、品川製作所
使用機種:100式司偵T型、99式双軽爆、4式重爆等
備   考:計器板以外の場所に装備有り
写真なし 名   称:2式羅針盤
使用機種:100式司偵U・V型
備   考:
98式羅針盤乙の簡素型か外観上では識別困難か?
名   称:3式遠方羅針盤
製造会社:横河電機製作所
使用機種:不明
備   考: 3式遠方羅針盤3型あり
名   称:羅針盤(2号)
使用機種:99式双軽爆T型、97式重爆
備   考:
同乗者用
名   称:羅針盤(2号2型)
製造会社:東京航空計器
使用機種:99式双軽爆U型
備   考:同乗者用
名   称:3式羅針盤
製造会社:東京航空計器
使用機種:4式重爆
備   考:同乗者用
      この計器は、戦後昭和30年代に製造を再開し、少数ながら自衛隊に納入している。
      Photo:Hirokazu Sugiyama