旋   回   計
名   称:旋回計(後の1型)
製造会社:横河電機製作所
使用機種:彗星11型、
備   考:昭和15年頃まで
名   称:旋回計2型
製造会社:東京計器製作所、東京航空計器、田中航空計器三菱電機
使用機種:零戦32型・52型・63型、月光、雷電、強風、97式艦攻、天山、流星、99式艦爆、
        彗星11型、96式陸攻、1式陸攻、深山、銀河、晴嵐、彩雲、零式3座水偵、瑞雲、
        零式観測機、2式大艇、零式輸送、93式中練、
備   考:上 夜光塗料、下 夜光塗料なし
写真なし 名   称:旋回計2型改
製造会社:不 明
使用機種:
天雷、極光、流星改、瑞雲、東海、白菊、零戦(新型)、橘花
備   考:
名   称:旋回計2型改1
製造会社:東京航空計器製作所
使用機種:零戦21型、震電、紫電改、流星改、彗星33型
、橘花、天雷、橘花
備   考:2型の簡素型
      よく見ると弧状ガラス管(鋼球の入っている管)を止める2本の銅線が無いことが判る。
       実際には、弧状ガラス管の固定は管の左右をボンドのような接着剤で固定している。
       そのため、写真等からでは2型と2型改の判別が極めて困難である。 
写真なし 名   称:仮称3式旋回計
使用機種:震電
 開戦前に開発・実用化されている機体には旋回計(後の1型)取り付けられ、大戦初期には2型となり大量生産向けに簡素化された
2型改・2型改1に、そして昭和18年頃には仮3式旋回計となった。
 長期間使用された機体には不具合で旋回計を交換したものもあったと考えられ、その交換には新しい計器を取り付けたものと思う。

大戦末期に製作された機体以外は2型とするのが妥当と思う。