27 カ号観測機が使用した計器


上段:前席(観測員席)、下段:後席(操縦席) 計 器 名 型 式 備   考
羅針儀 98式甲
旋回計 98式
速度計 型式不明 340km/h型
高度計 95式 又は95式2型
昇降計 95式2型 又は95式
時 計 100式
回転計 型式不明 2200rpm/m
シリンダー温度計 型式なし
油温計 98式
(燃料圧力計) 試作段階でのみ使用か?
(滑油圧力計) 試作段階でのみ使用か?
(吸入圧力計) 試作段階でのみ使用か?
(ハスラー回転計) 試作段階でのみ使用か?
(積算回転計) 試作段階でのみ使用か?
(燃料油量計) 試作段階でのみ使用か?
※ 油温計に換えて燃料圧力計、滑油圧力計を使用した可能性があるが、不鮮明な写真のため判別できなかった。 
 吸入圧力計、燃料油量計については、計器板には取り付けられていないようだ。


前席:白黒反転すると文字が読めた。 小さすぎて、解明に苦労した。 Aは昇降計、写真は左右反転している。
※ 写真中央は練習機用前席、右側は操縦席と思われるが、計器配列に多少の違いが見られる。
 練習機仕様と観測機仕様、1型と2型とは計器配列が異なっているのかも知れない。 
※ もっと詳細な写真があれば、正確なコックピットを作成できるのに・・・。玉手榮治氏の連絡を待つ。
 このページ作成にあたり、光人社 「陸軍カ号観測機」玉手榮治著を参考にした。