日本陸軍「88式75mm野戦高射砲」 |
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2009年7月8日 |
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※ 左右の砲手の足元にある長方形で2個の円形の穴がある装置は信管測合機で計算で得られた未来位置
への飛翔経過時間を信管に装定する機械で、装定は2発同時に実施することができた。
※ 88式75mm野戦高射砲は、11年式75mm高射砲と同様に20発/分程度の発射速度が得られたと考える。 |
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※ 高射砲左右にある扇形と円筒形のものが11年式照準具(図表装置)で11年式75mm高射砲用であった
ものをそのまま流用した。
※ 同じく高射砲左右にある計器形のものは97式高射算定具で、計算された諸元を表示する標示器である。
電気的に標示されるが、手動でハンドルを回して未来位置へ移動(装定)した半自動のシステムである。
この標示器には、他に2連になったものが存在するが詳細については不明である。
おそらく97式高射算定具の改良型である2式高射算定具ではないかと考える。
※ 11年式照準器と97式または2式高射算定具は併用されていたのが米軍の写真から察せられる。 |
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2009年7月6日 |
製 造 所 |
口 径 |
初 速 |
最大射程 |
製造数 |
要 員 |
大阪砲兵工廠 |
75mm |
720m/s |
13800m |
約2000門 |
12名 |
備 考 |
1927年に制式採用され、日本国内はもとより各戦線においても活躍した。
88式野戦高射砲には、3種類を確認しているが、細部不明、今後の研究に
期待される。 |
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