一枚の写真から
2015年1月20日(読売新聞から抜粋) 
   
 短甲復元図  弥生時代の戦い
 左:発掘された甲は、鋲のような物が確認できたため横矧板鋲留短甲と思われる。
 冑の画像は無いため確認はできないが、甲と冑とはセット品であるため、おそらく横矧板鋲留冑だったと考える。
 短甲は
騎乗には向いておらず歩兵用である。騎乗用には桂甲を装着した。
 右:横矧板革綴の短甲と衝角付冑を装着しているが肩甲や草摺等は付けていない。
 動きを重視した場合、この様なスタイルだったと思われる。
 もう一方の茶色の甲は朝鮮の革甲で、有機物であるため遺物としては存在していない。
 背後の弓手は旧式の竪矧板革綴短甲を装着している。
2015年1月22日



戻る