日本陸軍 特殊船「神洲丸」最終型 |
この船の名前は「神州丸」ではなく、正しくは「神洲丸」である。 |
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↑船体中央の煙突は欺騙用で、後方にあるのが本当の煙突である。 |
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製造年
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1934年11月15日 |
製造所 |
播磨造船所 |
神洲丸は、播磨造船所(兵庫県相生市)で建造された。
神洲丸の最初の任務は、第10師団隷下の将兵を太沽港に輸送することだった。
10師団は姫路に本拠地を置く部隊で、くしくも同郷同士の作戦行動となった。 |
全 長 |
156.0m |
速 力 |
19kt |
武 装 |
75mm高射砲×4
4式双連20mm機関砲×4 |
積 載 |
装甲艇×4隻(上甲板×4)
大 発×29隻(上甲板×4、、中甲板×25)
小 発×16隻(最上甲板×16) |
上部構造物内に航空機用の格納庫が設けられ、火薬式のカタパルトを利用して戦闘機や偵察機などの航空機が発進できるようになっていた。
と言われているが、調べた限りでは証拠を見つけ出していない。
← また、1945年1月、輸送任務の帰路、台湾の高雄沖にて米機動部隊の空襲を受けている写真を見ると船首部分に対空火器らしき物が5個あるのが確認できる。
知られていない改修があったようである。
そのため、この作品は神洲丸最終型としているが、これは誤りのようで、今後調査する必要があるようだ。
話は変わるが、船舶に乗船しているのは船舶兵で元々は工兵であり、船舶の対空砲要員は船舶砲兵で元々は高射砲兵であった。 |
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2007年10月29日 |
横2700×縦1800ピクセルのサイズでレンダリング、所要時間:15時間40分 |
2011年11月18日 |
一部修正、再レンダリング |
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