西川幸伸の世界 Ver1
3式戦闘機 飛燕 1型丙 3295号機
 この機体は飛行244戦隊 小林照彦大尉の機体で1945年1月27日にB29 に体当たり攻撃で失われています。(小林大尉は落下傘降下で生還)
 喪失直前に撮影されたほぼ真横からの写真があり、それをもとにこのイラストを完成させた。
零式戦闘機 21型 航空母艦加賀搭載 AII-105号機
 この機体は、加賀の戦闘機隊隊長の志賀淑雄大尉の乗機だった。 1941年12月8日の真珠湾攻撃にも参加した。
フォッケ・ウルフFw190A7 431007号機
 この機体は第1戦闘航空団 第2飛行隊のハインツ・ベーア少佐の機体です。
 標準のA7には主翼に20mm機関砲を左右各2門装備していますが、ベーア少佐が使用した他の機体では運動性能を向上するため外翼の20mm機関砲を撤去しています。
 この機体もその可能性があるので、外翼の機関砲は描いていませんが、確証はありません。
マッキ MC202 ファルゴーレ セリエIII(シリーズ3:量産第3バッチ) 7726号機
 この機体は初期に生産された機体で、過給器の空気取り入れ口の形状や無線空中線マストは後の量産機とは異なっています。
 MC202としては、最も初期に北アフリカに進出した機体です。主翼のフィレットや尾翼取付部のパネルは現地で交換されたようで、無塗装のままです。
 カムフラージュも後にはサンドイエローベースのものになりますが、この機体ではオリーブグリーンに茶色濃淡2色のポーチドエッグと呼ばれているパターンです。

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