日本海軍「短12cm自走砲」
短12cm自走砲 写真
短12cm自走砲 CG復元
※ 短12cm自走砲は、97式中戦車改(初期の車体に新型砲塔搭載型)に短12cm砲を乗せた海軍独自の戦車
※ 砲塔部のマズルブレーキ(硝煙制退器)が特に大きく感じられる。

※ 弾薬の装填には砲を水平状態にし、弾薬装填、射角の付与しなければならないため発射速度は低かったと思われる。
  1分間に2〜3発撃てる程度と考えられる。
2011年8月22日制作中
短12cm自走砲 砲塔解剖図 短12cm自走砲 砲塔後部 想像図
2011年8月22日制作中 2010年12月23日
改造所  相模工廠? 改造数  数十両
乗員数  4名? エンジン  空冷V12ディーゼル170馬力
武  装  短12cm榴弾砲及び97式7.7mm車載機関銃×2
使用部隊  佐世保や横須賀の特別陸戦隊等
備  考   短12cm砲により車内は異常に狭さが感じられる。
 1式47mm戦車砲装備の新型砲塔よりも一回り大きめの砲塔ではなかったと推測している。
 91式10糎榴弾砲弾薬が全装弾量で16kg、96式15糎榴弾砲弾薬が全装弾量で36kgであり、12糎榴弾砲弾薬では20kgを越える重さであったと推測できる。
 この弾薬を狭い車内から装填するのは困難が予想される。
 そのため、砲への弾薬の装填は後部ハッチの外側から行われたのではないかと考えている。 

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