日本陸軍「4式自走砲」(ホロ)
4式自走砲 射撃準備 4式自走砲 斜め上方から
2011年12月8日 2011年12月6日
 車内には弾頭部20発、車体後部上には薬筒が20発分格納されていたのではないかと推測する。
 だたし、不発射にための予備として数発分薬筒も携行したと思われる。
 袋状の火薬を調節し、射程の増減を図っていた。「装薬4」等の指示を行っていた。
 「丸」に掲載されていた写真を見ると車体内には弾頭部のみが格納されていて、薬筒部は無い。
 薬筒部は車体後部に格納されていたようである。
 制作時に気付いたのだが、薬筒部を立てた状態でちょうど格納箱に収まるのである。
 そうすると携行弾薬は20発〜24発分だったことになる。
 弾薬を携行した車両が随行していた可能性が高い。
4式自走砲 斜め前方からショット 155mm榴弾 4式自走砲 内部図
2011年12月9日 2011年12月5日 2011年12月5日
 4式自走砲は、97式中戦車初期型に38式15cm榴弾砲を載せ、旧式兵器の有効活用を図ったもので、10数両のみ改良が施された。
 1944年に制式採用され、本土決戦用として国内に配置された。
 しかし、その内の3両はフィリピンへと送られたが、実戦に参加できたのは2両のみであった。
 この作品は2011年11月4日に入手可能な資料に基づき制作していたが、「丸」2012年1月号に新たな資料が掲載されていた。
 本を購入するとともに、#2の修正を加えた。

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