陸軍 98式高射機関砲
CG 日本陸軍 98式高射機関砲 No1
98式高射機関砲+98式照準具+射手(2005年5月4日現在)
射手を制作中であるが完成にはほど遠い。
CG 日本陸軍 98式高射機関砲 No2
98式高射機関砲+98式照準具付(2005年5月3日現在)
CG 日本陸軍 98式高射機関砲 No3
98式高射機関砲+3式照準具付(2005年2月19日現在) 
※ 関係資料を整理し気付いたことだが、98式機関砲には各種のバリエーションが存在するようだ。
  それも当然と言えば当然で、制式採用された昭和13年から昭和20年終戦まで間、使用し続けられたからだ。
※ 98式高射機関砲の高射照準具には98式3式の2種類が存在した。
  上記の照準具が3式高射照準具と思われる。
※ 対空射撃には、未来修正量の計算のため、あらかじめ高角、直距離、航速、航路角の4諸元を設定する必要があった。
※ 98式高射照準具(照準眼鏡)では照準具に付属する修正器で直距離、航速、航路角を装定した。
   修正器により修正された諸元に基づき、眼鏡内の照準目盛を機械的に修正(移動)する方式である。
   (注: この照準方法は、ろ獲したラインメタル20mm機関砲とほほ同じ方式を採用している。)
   また、地上射撃の場合を考慮し専用の光学照準具も取り付けられていた。
※  3式高射照準具では、それを砲目直距離のみの装定で射撃が可能となるよう改良された。
※ 高角とは、眼鏡軸と砲身軸(実際は弾丸を発射した際の放物線)を一致させるために行う設定で、ある距離
 (推測では5〜600m)の仮想点において照準具自体の高低と方向を合わせること。

※ 目標追随は、高低は高低転把で、方向は地面に付けた足によって行われた。
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