渤 海 国
渤海国(西暦698年 - 926年)は、高句麗の滅亡後、領内の靺鞨人と高句麗遺民が建てた国で、
満州から朝鮮半島北部にかけて存在した国家
大祚栄(テ・ジョヨン)により建国された。
日本等周囲との交易で栄えたが、契丹(遼)によって滅ぼされた。
渤海国将兵
建国以前の甲冑姿

大祚栄は、契丹族が反乱を起こした時、これに加わり唐と戦うが敗れてしまった。
その後、唐の追撃軍を破り国家を建設し、「震国王」を名乗る。

まさにこの時代の甲冑姿を復元(推測)した。
契丹族・高句麗遺民の軍の甲冑は唐のものと思われる。
両者同じ甲冑であったため、敵味方の識別には旗印ぐらしかなかったと思われる。
ひょっとして、冑(ヘルメット)は唐とは異なった様式の物を着用していたかも知れない。

上の画像は、唐の甲と渤海国の冑を組合わせた推測によるものである。
2011年11月28日

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