修復の概要 
オリジナル部分を保ちつつ、損傷部分の修復、失われたオリジナル部品の取付等により本来あるべき姿を取り戻す。
今後の予定
〜2015年8月  知覧特攻平和会館での展示終了 
2015年9月  :  川崎重工業(岐阜工場)へ移送 
2015年9月〜2016年9月  :  修復作業 
2016年10月15日(土)〜11月3日(木) :  川崎重工創立120周年記念展
場所:神戸ポートターミナル・大ホール(入場無料)
時間:10:00〜17:00(最終入場16時30分)
2016年11月頃〜 :  かかみがはら航空宇宙科学博物館にて常設展示 
 はじまり
失われたオリジナル部分はコックピット内に多く、計器板及び計器、射撃照準器等の機器のことです。

川崎重工業の修復プロジェクト側でも計器類を収集していますが、ご存じのように簡単には集まらないのが現状です。
2015年6月末頃に修復プロジェクト担当者から連絡をいただき、その熱意に促され保有計器の提供を決めました。
同年8月13日に3名来訪し、計器類十数点を持ち帰りました。
数十年かけて収集した計器類を手放す事に未練はありませんでした。
収集品は、私にとって超貴重品ですが、家族にすればただの粗大ゴミです。
私亡き後に四散や破棄されることを恐れてのことです。
今回の修復で計器板等に取り付けられれば、個人の名前は残らなくとも計器類は半永久的に残ると考えました。
「自分では叶わない夢」を川崎重工業に託したのかも知れません。 
 
 現状と希望的復元予想図
 
画像(日本航空協会)
 
上の左側は現状、右側が復元予想(一部推定を含んでいます。)の画像です。
中央の計器板、計器類及び右側の配電盤はオリジナルではありません。
中央下部にある無線機、右側の酸素供給機器・無線機関係の部品が欠損しています。
この機器類を探しています。 
お譲りいただければ幸いですが、場合により実測だけでもかまいませんのでご連絡いただけますようお願いいたします。
伝3式戦の部品等の不明な物でも是非お問い合わせください。
ご連絡に際しては、恐れ入りますができるだけ写真の添付をお願いいたします。
また、当方はボランティア的な存在ですので、修復プロジェクト担当者との仲介はいたしますが、最終的には担当者との直接交渉となります。
       
燃料計  排気温度計   水温計 油温計 
       
大気温度計  油圧計  100式飛行時計  酸素流量計 
       
酸素流量計  作動油圧力計  点火開閉器   脚警報灯 
       
各種銘板(角丸タイプ)  3式射撃照準器   飛3号無線機  操縦桿頭頂部(発射機能) 
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 配電盤自体またはスイッチ・ダイヤル類 真空計?(文字盤に「空」文字有) 
 写真及び取扱説明書
※ 各種展示会等で撮影された3式戦2型改17号機の写真(特にコックピット内部) ※ 
 ※ 現存するならば3式戦2型または同改の取扱説明書 ※
 
船津航空計器博物館(中田CG工房)では、CGによる復元を開始しました。  ※※ 詳細は↓クリック ※※
 3式戦2型改17号機を3DCGで復元する。
2015年5月からA4サイズの作品販売も実施しておりますので是非ご覧ください。 


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